2024早稲田商【数学】解答速報
2024早稲田大学商学部の数学の解答速報をお届けします!
人員不足のため、一人で孤独にやっております(笑)
ミスを見つけた場合は、TwitterのDM等でご指摘頂けますと幸いですm(_ _)m
そして、先に社学↓をやった関係で完成が遅れたことをお詫び申し上げます。
相変わらず「難易度が破綻」=「ムズすぎる」でした。
できなくても凹まないようにしてください(笑)
1
問題
考え方
例年通り、小問集合で4題です。
(1)は、
(分子の次数)≧(分母の次数) → (分子)÷(分母)
が徹底されてないと、分母払ったりして計算量が多くなってしまいます。これを実行することで、44・46=2024に気づけ、nについて整理した後の割り算にもこれが使える設計です。ま~でも根性計算してでも当ててください。不等式を解くだけなんで、早稲田商の小問としてはカンタンです。
(2)は絶対捨てましょうね!
まず、式の意味不明さから言って、数列の問題と捉えるのか、整数問題と捉えるのかに悩むでしょう。結論からすると後者で、\(a_2\) から範囲の「絞り込み」を実行していくだけの問題ですが、
やったぁあああああああー!!
\(a_2=2\) だけだぁああああああー!!!
って喜んじゃった人を地獄へいざなう問題(笑) \(a_3\) の可能性は少ないんですが、\(a_4\) の可能性が多い、そして \(a_5\) が存在しないことを確認するための計算量が尋常じゃないです…国公立の前で少し時間があったので、電卓使わないで頑張って解答書きましたが、これ打ち込むのだけで1時間かかりました(笑)当てカンができるような設計でもありません。時間使っちゃった人は可哀想…ってか受験者でこれ解けた人いるのかが知りたい…
(3)・(4)は、めぐろ塾↓的中!
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(3)は、(1)に続いて早稲田商の小問集合としてはまともです。底 \(C\) の対数をとって、等比数列に持ち込むだけ。ただ、部分分数分解が必要になるので、カンタンな問題とは言えません。めぐろ塾で受けた生徒ができてて嬉しい!
今日(2024年2/24です)、コイツから慶應商合格の連絡が!
開塾初年度で早慶の合格者が出て感動です(T_T)
(4)は、2006年度の2で証明として出題されていた性質を活用する問題。めぐろ塾が最終授業でやった問題で的中なのに…上の生徒は計算ミスで外しやがってくれました…ま~慶應商受かってるから無問題!解答では、この性質は証明せずに使ってしまっています。また、答のみ解答なので、記述式で1/6公式を使う際のルール「∫(上-下)dx=∫(因数分解)dx=公式使用」の記述も省いています、悪しからずご了承くださいm(_ _)m
解答
2
問題
考え方
① \(R\) が正方形のときが面積最大 \(S_1\) に決まってる
↓
② (1)の \(S_2\) は、正方形から頂点の1つを横に1個ずらす
↓
③ (2)の \(S_3\) は、正方形から頂点の1つを横に2個ずらす or 対角の2頂点を横に1個ずらす
が全体的なストーリーです。解答では、①を底辺固定の「予選決勝法」で、②をその流れからの高さ論証で、③も同様の高さ論証からの大小比較で…
全体的にツッコミどころのない論証にしたつもりです。
値間違え以外は指摘しないでください(笑)
値の間違えはご指摘頂けますと幸いですm(_ _)m
ストーリーを読むのは容易なので、論証はすっ飛ばして結論を書いた方が良い問題でしょう。90分という試験時間の中で完璧な論証を書くのはムリです、論証不備による減点はしょうがない。
ただ、③の大小比較の部分はしっかり式で論証した方が良いでしょう、ここの配点は多そうなので。ここさえ拾っておけば、最後の値も外しちゃっていいですよ(笑)③の結論は後者になるんですが、長方形になるのでカウントミスが起きやすいです。
解答
3
問題
考え方
(1)は、今年2023の共通テストⅡB↓
の最後と一緒です。太郎さんの方法でいきましょう(笑)
ほんで…(2)は…
文系の生徒に何を要求してるんだ!?
ってレベルの問題でした(笑)最初に打ち込んだ解答は↓の通りです。
↑で2つの高さ \(k\:,\:l\) のルートの中が同じような感じの2次関数になって、平方完成でいけるんだと思ってました、文系出題だし。そしたら…形が一致しない…計算ミスしてるかもしんないんですが。この問題お忙しい中先輩も解いてくださって…
オレもこれでいこうとしたけどムリだったよ~
と何とも残酷な通告が…(笑)このまま相加相乗平均からの4次関数の最小でいけるのかな~とも思いましたが、計算量がとんでもないので断念。
ああ…いつもの早稲田商の空気読まない難易度破綻系、ムズすぎる問題なんですね…
と理解し、しっかりと、
2つの三角形の高さが見える平面を抜き出す
↓
折れ線の長さの最小に持ち込み、端点の1つを線対称移動
↓
3点が一直線の場合が最小
という解答を、講師人生20年の打ち込み経験を活かし、色をふんだんに使い、完璧な解答を作成させて頂きました!
力作です!!!執筆時で大手予備校がまだ解答を出してないので、値的な不安は拭えませんが…でも文系生徒ならこの解答理解しようとしなくていいですよ(笑)
あまりにも高レベルな空間処理能力が必要です。そしてこの問題解けても、文系だと他の問題にあまり活かせないでしょう(笑)
もし今これを読んでいる君が理系であれば、体積問題とかでの空間への耐性をつける、って意味でやってみるのはいいかもしれません。でも、文系ならこの問題は捨てて良いです。
解答
講評
去年2023の解答速報↓
も行いましたが、それと比べると…
解答方式 | 試験時間 | 大問数 | 難易度 |
---|---|---|---|
1は答のみ解答、 2・3は記述式 | 90分 | 3問 | やや難化 |
に思えます。
小問集合1での捨て問が、2024では(2)、2023では(4)です。小問集合1の他の問題の計算量・難易度は、去年に比べればまともでしょう(それでも充分に高レベルですが…)。
このように、小問集合の難易度は下がりましたが、大問の難易度は大幅に上がっています。
2024の3と2023の2は同じ空間題材ですが、今年2024の方が全然難しいです。2023の3の整数問題は計算量が多かったですが、論証的にはカンタンだったので、2024の2の方が高難易度でしょう。
今年2024の時間内におけるベストストーリーは、
1(1)・(3)・(4)正解、2論証不備で減点、3(1)のみ正解 = 5×3+15+8 = 38点/60点
くらいじゃないでしょうか?
プロ講師である僕も、時間内だったらそれで精いっぱいです…悔しいけど…
ま~でも早稲田商の数学の出来は気にしなくていいですよ(笑)
受験者平均が10点(/60点)を切ることもある
、歴史的に難易度破綻系の出題です。執筆時の明日はちょうど国公立の試験日。国公立の数学の問題を見て思うことでしょう。
早稲田商より全然カンタンじゃん!!
テンション上げて頑張ってください!!!
僕の解答速報地獄は明日からピークに…
大丈夫、君は一人じゃない(笑)
今回の記事に関しての質問や、ミスを見つけた場合のクレーム(笑)めぐろ塾へのお問い合わせはこちら↓からお気軽にどうぞ!
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君の大学受験が最高の結果になることを祈ってます!