2026東大【理系数学】解説・解答・講評

2026東京大学の理系数学の解説・解答・講評をお届けします!
第1問
問題

考え方
(1)はただの微分+増減表です。\(f^{\prime\prime\prime}(\theta)\) の計算まで必要になってイライラしますが、冷静に解きましょう。奇関数だってことに気づいて、定義域を \(0≦\theta≦1\) に狭めておけば、大した記述量ではありません。
めぐろ塾の安田「グラフから、\(x≧0\) で \(x-\sin x≧0\)」
ってことを知ってる人も多いと思いますが、何も書かずに使うと減点される可能性もあるので、素直に3回微分しといた方がいいと思います。
めぐろ塾↓では「見た瞬間に3回微分が必要って気づけ」って授業してる形ですが、上も合わせて知らなかった人は入塾を検討した方がいいかもしれない(笑)


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最初の大問なのに、(2)はかなり高レベルでした…
sinの加法定理で、定積分をシンプル化
↓
定積分計算不可な部分を、(1)の \(f(\theta)≦M\) より評価
ってとこは本校受験者であれば気づけると思いますが…
\(0≦x≦2\pi\) だと、\(\theta=\cos x\) の正負が切り替わる
↓
積分区間を \(0≦x≦\displaystyle\frac{\pi}{2}\) に狭める処理が必要
になっちゃいます…



解答では絶対値で処理しましたが、周期性なんかでもいけるでしょう。
下手に時間を浪費してしまうよりは、定積分のシンプル化と(1)を使う姿勢を見せて部分点を獲得した上で、(2)の後半はスルーしてしまった方が良いでしょう。
因みに僕は手書きで他の予備校の解答速報に参加していたんですが、(2)を(1)の関数を偶関数に変更する方向で動き、その過程で計算ミスし、何か上手く証明できた気になってそのまま提出し、先輩にミス指摘されて笑われるとゆ~、恥ずかしいプロ講師となっていました…



とゆ~わけで、僕はこの問題爆死。解けた方は「めぐろ塾の安田」超えです、おめでとうございます(笑)
解答




第2問
問題


考え方
そんなカンタンな問題ではありませんが、今年のセットで点取り問題ってゆ~と、これくらいしかありません…
三角形の個数カウントでのお決まり
↓
3点の選び方から、一直線上に並ぶ場合を引く
を発動してれば終了です。



僕は傾き \(c\) の最大値が \(m-1\) って把握するまでに少し時間かかっちゃいましたが…
最悪 \(m\) ってしちゃっても答は当たります。何とか答を当てましょう!!
解答




第3問
問題


考え方



そこそこムズいです…でも今年のセットだとまだ解きやすい方…
最初、条件反射で \(\textrm{P}(5\cos\theta_1\:,\:5\sin\theta_1)\:,\:\textrm{Q}(5\cos\theta_2\:,\:5\sin\theta_2)\) ってしたら、文字が多すぎて絶望しました…
これでも重心と中点の公式の形の類似性から解けるってことにすぐに気づけなかったので…
(1)は重心の定義から図形的にベクトルで解かせて頂きました、悪しからずご了承くださいm(_ _)m
(2)は、
直線PQの通過領域さえ求まれば良い
↓
直線PQを \(x\:,\:y\) と他の1文字で表し、その1文字の存在条件で考える
ってことは当たり前とし、
PQは円の弦なので、法線ベクトルがOM
↓
(1)より、Mに円のパラメーター表示を発動すると、その角度が上の「1文字」
って気づくことになるんですが…



登場点が多いので、法線ベクトルに気づくのは、そんなに容易でないと思います…ってか僕もそこそこ時間かかりました…
この問題完答できてる人は、かなり有利になったかと思います。
解答






第4問
問題


考え方



作図だる~い
って思って、原点における接線が \(x\) 軸となす角を \(\alpha\) 、PとQにおける接線が \(x\) 軸となす角を \(\beta\) っておいて、
\(\tan|\beta-\alpha|=\tan\displaystyle\frac{\pi}{3}\) ⇔ \(|\tan(\beta-\alpha)|=\displaystyle\sqrt{3}\)
ってして解いたら、沼にハマりました…



あれ、4つ出てきたな?
\(_{4}C_{2}=6\) 通りの組み合わせ考えるの?
って感じで…
正しくは、
\(\displaystyle\frac{\pi}{3}\) のときの2つのどちらかをP、
\(-\displaystyle\frac{\pi}{3}\) のときの2つのどちらかをQとする
であり、
これら2通り(対称性から、どっちかは正にしちゃっていい)が(2)の最大・最小
↓
\(k\) を変数として最大・最小を考えるわけではない
ってのがストーリーです。作図なしだと、このストーリーが読めなくなってしまう…
ストーリーに気づいても、
真面目に面積考えるのダルい
↓
正三角形だし、相似比で
としないと、計算で破綻してしまうでしょう。ストーリーに気づけて、この部分点を拾えてれば大成功な問題だと思います。
解答






第5問
問題


考え方



個人的にトラウマになった問題です…
そもそも(1)を解くのだけで30分かかってしまいました…単純な変換の問題なので、定石の解法で式的に対処しようとしてしまって…
結局、偏角のみに注目しているので、図形的に考えれば瞬殺できる問題でした。
そして(2)…



今度こそ式的に処理できて曲線になるんだよな!?
って思ったら…全然上手く立式できない…解答提出まで1時間半切ってたので…先にグループラインに提出してた東大卒くんの解答をカンニングしたら…
星が書いてある
↓
絶望で思考停止…



講師人生20年以上ですが、全く既視感を覚えない問題です。
式的にできるとか、曲線になるってゆ~先入観のもと解いてしまったのが僕の敗因ですが…「直線系になるよ」ってヒントをもらったとしても時間内で解ける自信はありません、恥ずかしながら…
これを初見で解ける人の思考力に感動します、僕にはムリ…
ってかカンニングしても、ある程度の解答書くのに30分くらいかかっちゃいましたね…
(1)だけでも取れてれば大成功な問題じゃないでしょうか?
解答




第6問
問題


考え方
解答提出まで残り1時間…



第5問がトラウマレベルだったし、ここまでの難易度ヤバいから、最後はカンタンにしてくれてるんだよな!!!
って期待してたんですが…クソムズい問題でした…
要点をまとめると、
(1)の実験で、3で割って2余る素因数のみに注目すれば良いことに気づく
↓
(2)で、強引に \(n\) の素因数分解を文字で表す
↓
3で割って2余る素因数の取り方、解答の \(f(Q_l)\:,\:g(Q_l)\) の漸化式を考える
(解答では帰納法証明)
↓
ここで、新たな素因数 \(q_{l+1}\) の総数・取り方、共に偶奇で場合分けが必要
↓
(2)の証明段階で、\(f(Q_l)-g(Q_l)=0\:,\:1\) に気づくと(3)が解ける
って感じなんですが…
僕は解答提出までたっぷり1時間かけて…
- (1)の \(g(2800)\) で計算ミス(ってか、偶奇の一致・不一致で数えればいいことに気づかなかった)
- (2)は何とか証明できたけど、各文字の説明入れられてないメモ書き解答に…
- \(f(Q_l)-g(Q_l)=0\:,\:1\) に気づけず、具体的に素因数の取り方を考えようとして間違える
とゆ~、何とも恥ずかしい状態に…
も~正直に…



ごめん、(3)ムリ。
相変わらずバカだな(笑)
って先輩に謝って、誤った解答を提出させて頂き、その状態で会議に参加したため、参加者が僕に数学を教える会になってしまいました…



あまりに申し訳なかったんで、後日めぐろ塾の経費でお寿司をご馳走させて頂いた(笑)
本校受験者であれば、素因数分解を強引に文字でおく問題の経験はあるでしょう。こ~ゆ~とこでの部分点を拾うのが大切な問題だったかと思います。
解答








講評
昨年2025は解答速報↓


も行いましたが、これと比べると…
| 解答方式 | 試験時間 | 大問数 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 記述式 | 150分 | 6問 | やや難化 |
です。



昨年2025でも充分にムズすぎたのに、これよりムズくしてくるってど~ゆ~ことなんでしょう…
昨年と同じく、点取り大問は1つ、第2問だけです。
第2問を完答し、後は部分点をかき集める!
のが大事なテストじゃないでしょうか?



恥ずかしながら、プロの僕も時間内で完答できたのは第2問・第3問だけだったと思います…
ホントこんなテストを受けさせられた受験生の皆さん、お疲れ様でしたm(_ _)m



例年より、1ヶ月以上遅れた解答公開となってしまいました…
- ありがたいことに、3月に「めぐろ塾」の入塾面接が多すぎた
- なぜか3月に、経済学部生用の複素数の動画を撮る仕事が入ってしまった
- ありがたいことに、他予備校の春期講習のコマが多すぎた
のが直接的な理由ではありますが…
- この東大理系数学がムズすぎて、メンタルがやられた
- そして、会議で東大卒くんが「解くのにかかった時間っすか?2時間弱くらいっすかね~」って言ってて、カンニングして6時間以上かけても最後まで理解できなかった自分のバカさを呪った
- 良く僕に数学を教えてくれる東大数学9割のKATSUYAさんの旧帝解くスピードが速すぎてついていけないことに絶望
とゆ~ことで、この東大理系数学が理由の一因であることは否めません(笑)
このテストでメンタルやられてる人も気にするなっ!



下には下=「めぐろ塾の安田」がいるぞっ!!
今回の記事に関しての質問や、ミスを見つけた場合のクレーム(笑)めぐろ塾へのお問い合わせはこちら↓からお気軽にどうぞ!


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君の大学受験が最高の結果になることを祈ってます!





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